私は現在、インドネシア向けの輸出において物流に関わる仕事をしています。
現代の社会インフラとして不可欠な“鉄のある生活を世界に届ける”ため、お客さまに安全・タイムリー・廉価な物流を提供する仕事です。具体的には、鉄が出荷されてから現地に届くまでの段取りや費用の見積り、船のBOOKING(予約)、メーカーへの出荷依頼などを業務として担当しています。
この仕事を始めて5年ほどになりますが、貿易実務は未経験であったため、初めは右も左も分からず、作業をこなすことで精一杯でした。しかし、継続的に行われる社内研修や、先輩やグループのメンバーに支えてもらう中で、少しずつ貿易への理解を深めることができたと思います。また、社内だけでなく、メーカーや船会社、海荷業者など、複数の会社とやり取りすることも多く様々な人と連携を取ることがとても大切な仕事だと感じています。
貿易の仕事は携わる国によって文化や宗教などで事情が異なり、とても奥の深い仕事だと思います。日々世界情勢が変化する中で、それに対応していくことは困難なことも多々ありますが、学ぶことも多く、世界の人々との繋がりを感じられることは、私にとってやりがいとなっています。